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ー六千年前 この広い無限の中で、空気と無重力しか存在しない銀河の果てで、息吹きを誕生させようとしたのは、新たな時代が、始まる気がしたから。 そんな中、育てやすい植物から手を付けた。 こいゆう事を言うのは、可笑しいかも知れないが、当時の宇宙という世界は、無数の星だけしか存在しなくって、生物が生きていくにしても、空気濃度の問題があった。 先ず、創造するにあたり必要なのは、人員だ。 其処で、造る事にしました。 この時に、交わるという行為が、大切だと解る。 「聖界とは、創造神が棲む世界として、後は、天界、聖霊界、冥界、魔界と続く訳だけど。私は、聖界に…息吹きを誕生させたい」 「それは、構わないが、跡取りを作るという大切さも、残っている…。それに、目を逸らすなよ…」 「ー…解っていますわ」 「熱々だな。我まで、その熱に、犯されそうだ…」 白い長い髪を靡かせながら、異なる瞳で、無数に広がる銀河を見つめながら、羊紙に書かれた計画書を、手にしていた。 無論、此処は、宇宙なので、無重力。 暗夜の中で暮らすには、浮いているしか無く、宇宙に吹く、風に、時折、身を任せて暮らしている。 「…犯されてみるか?私と、レイナの熱々な熱シーンに」 「おいっ、エンディー、後ろっ…」 闇色の髪をした男性は、業っと、相手を煽った。 「何が、熱々なのかを、述べて欲しいですわ。エンディー卿」 凄い剣幕した女性が、杖を登場させた。 笑っているのに、その、表情が、恐かった。 エンディー…。 ご愁傷様。 「ちょっ、止めろ!レイナ…」 「何を、申しますの。死を持って償うのが、この、世界の掟じゃないですか」 「お前は、私に、宇宙の波に飲まれろと、言いたいのか!この、世界に、たった三人しか居ない神だぞ…」 「えぇ。宇宙の波という無空間の中に存在するブラックホールに飲まれて、永遠に漂って下さい。日干しになったら、迎えに行きますわ」 マジな顔をして吐く、彼女が、恐ろしい。

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