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エンディー、ソナタ…。
何て事を、吐かせているんだ。
流石の、我も、呆れて物が言えない。
この、世界に…。
自然を誕生させるには、まだ、足りなかい事がある。
それは、知識を得て、手にした事を、実施しなければ始まらないだろう。
我だって、やりたい事がある。人類とは、どいゆう物なのかを知りたいし、果たして、夢ある世界に出来るか、挑戦をしたいんだ。
だから、少しばかり、彼女に、同情するよ。
「我は…レイナの意見に、賛成。だって、計画は、半分以上いかないと、成功とは言えない…」
そうだろう…?
誕生させるにあたり、力を半分以上は、使うんだ。
じゃあ、レイナが、生命を誕生させるのに、幾年分と、溜めてきた力は、この為に、取ってあったと言っても過言ではない。
それを、彼は、解っていない。
「しかし、聖界は、兎も角、天界は」
「必要じゃない。我達だって、國を納めたら、蹂躙させていくには、秩序を保たないといけないだろう?尚更さ、我達の子孫が、聖界に、ずっと、暮らせる訳じゃないんだ…。そう、考えると、天界を、創るのは必要だと思う…」
「…平和な世界が、何時までも、続くとは、限らないですし。この、世界が、幸せなら、それは、残していきたい。それでは、不満だと思いますか?エンディー」
力を得た者は、試したくなる。
世界を納める頂点に立っている創造神を、越える事を野望として、求める反逆者も、この先、出てくる訳で。
息を潜めながら、爪を伸ばすのを、待っているかも知れない。
「そいゆう訳じゃないが、無謀過ぎる計画は、破滅をする」
「だから、掟を作れば良いでしょう。この、無限と言える宇宙で、生きられるのは、生命を誕生させられる者だけだと。三神とは、そいゆう役割じゃありませんか?頂点を…天御中主と考えて、神産巣日神、そして、高産巣日神として、分けてしまえば、後は、その下に生まれてきた者達で、作らせば良いですわ…」
其処は、文句なしだ。
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