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それは、ある連鎖が、繋がっているのかも知れない。 ただ、目覚めるには、まだ、時間が掛かりそう。 見つけなさい…。 貴女と、同じ、匂いがする御子を。 きっと…。 罪の返し方が、解るかも知れないわ。 小さな御霊は…。 “私”の、腹から生まれる。 -…とても、不思議な香りがした青年。 ふんわりという言葉が、凄く、似合う。 優しい、御子。 でも、少しばかり。 『いたっ』 時空の歪に、引っ張られたくなかったら、精神を削りながら、魂が消えそうになった瞬間、初めて、悦を覚えられますわ。 『えっ、何が?俺、新しい道を開く気は』 何れ、開きますわ。 貴方の精神が、死にかけた時に。 未知なる世界が『おいで』と、手招いているから。 -…安心して、逝きなさい。 『それ、死を表していますよね?』 言語道断。 ちゃんと、意味あって言っているのです。 まぁ、せいぜい、あの子の突発性の癖に、付き合ってあげて下さい。 それ以上は、未来でしか解らない事。私から、口を出す事も出来ないの。 貴方と、彼女が、創造神として立つなら、それも、酔狂。 その時は、目覚めてみたいわね。 娘が、描いた世界が、どんな物かを。 『…』 これ、前出世祝いという事で、受け取ってくれると、嬉しいわ。 さぁさぁ…。 光の住人達が、宴を始めますよ。 片手に、ワイングラスを、持ち。 今宵の…。 収穫に、感謝して、乾杯致しましょう。 テーブルを囲う様に、贅沢な料理が並ぶ。 女神達が、ハープを、演奏する。 神々が、歌いながら、笑う。 その声を聞いた者達は、一際輝いた光を見つめ、うっとりするのだった。 この世の美を、兼ね備えた神。 それが…。 創造神の存在だと知った時。 息を呑んだ。 鳴呼、あの煌びやかな輝きは、宝石の様だ。 磨き上げられたダイヤそのもの。 あまりにも、美し過ぎて、触れて良いモノなのかと、考える。

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