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第十二話:活きの良い真鯛の頭はナニ専用。
【海凰side】
女体盛りならぬ、男体盛りプレイ。
一度、試したかったんですよね。
家の者に、お願いしたら。
皆、顔色を変えて、逃げて行ったから、残念です。
なので、深李様で…。
男体盛りを、試す事にしました。
志龍様の耳に入ったら、怒られそうですが。
バレる、自信があるので。
後は、深李様が、黙秘すれば平和は、保たれる。
私は、キッチンの俎(まないた)に放置されている真鯛の頭が、あるのを思い出し、取りに行った。
男の…。
大事な一物ですからね。
扱いも、丁寧に。
「お、おい…」
「はい」
「今一、掴み所が無い性格なのは解っているが、更に…。理解出来ない事を、俺で試すなよ。真鯛の頭を…何に、使うんだ、倉科…」
何に…。
使うって。
ー…ナニに、使うんです。
私だって、男ですよ?
大人としての使い方をしようと、今、嵌めようとしているじゃないですか。
深李様ジュニアに…。
本当、小学生以来で、立派になったアレを。
四十八になって、見られるなんて、感激通り越して、異次元ポケットが開きそうですよ。
鳴呼、ローション持ってくるべきでしたかね。
潤滑剤代わりに、油やオリーブオイル使ったら、怒られそうですからね。
ー…深李様に。
準備しなくて、正解だった。
ま、今の深李様には、ローションすら早い。
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