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第8話

「え!? あ!? ちょ、ちょ!! ストップストップ!!!」  こいつマジで正気か!?  媚薬のせいでラリってんじゃねーのか!?  あ、ありえそうで怖いんですけどっ!! 「うるせぇな。ごちゃごちゃ言うな」  煩わしそうに言って抵抗する俺をものともせず松原は俺からズボンを剥いだ。……下着も。  明るい室内、空気にさらされた下半身。  松原のあり得ない言動に半分萎えて、半勃ち状態の息子。  松原は「デカけりゃいいってもんじゃねぇんだよ。無駄チンが……」と俺の自慢の巨チンを見てブツブツ言ってる。 「ほら、はやくシろよ」  そしてぐっと腕を掴まれて無理やり息子を握らせられた。 「……む、無理」  まじで泣きそう。  首を横に振る俺をソファに座った松原は足を組んで眺める。 「向井、お前だっていままで遊んできた女に似たようなことさせたことあるだろ?」 「そ、それは……」  たしかに、ある。  だって女の子の照れて恥ずかしそうにしながらオナってるのとかめちゃくちゃ興奮するじゃん!!!  でもだからって……。 「それとこれとは話が……」 「同じだろうが。向井のヤラシイところがお兄さんは見てみたいんです」 「……」  お兄さんって誰だよ!  なんだよキモイ言葉遣い!!  って、思ったけど反論なんて言えない。  松原はめっちゃくちゃ真顔だからだ。 「ほら、早くしろよ」  うんざりとしたため息がつかれた。それが胸に痛い。  こんな状況を作り出したのは俺だから自業自得ではあるんだけど。 「……ちゃんと出来たらご褒美やるよ」  またため息をついた松原が、ほんの少しだけ優しい声で言ってきた。 「ご褒美……?」  ちらっと松原を見るとやけに爽やかな満面の笑みを浮かべている。  ……ろくなご褒美じゃねーんじゃないか!? 「――捺、シろ」  不意に呼ばれた自分の名前に、びくんとした。  ソファの肘置きに片肘をついた松原は視線で俺を促す。  ドキンドキンってめっちゃくちゃ心臓が痛いくらいに鳴ってる。  本当はシたくなんて絶対ない。  だけどこいつは許してなんてくれなさそうだし、それに――名前を呼ばれたのが嬉しくて、俺は恐る恐る息子を上下に扱きだした。  扱き出した、けど。 「……」  すっげぇ視線を感じる中でする自慰行為がどんだけ恥ずかしいか初めて知った。  これまでさせてきた女の子たちにごめんって心の中で謝る。  半勃ちの息子は緊張しているせいかシコシコしてもなかなか大きくならない。 「捺、ちゃんと扱け」 「……うん」  少し強めに擦りあげる。松原のことを気にしないようにしながら息子に集中する。  ――でも気にならないわけなくって、めちゃくちゃ松原のことを意識してしまう。  俺の、いやらしい姿を見られてるんだ……って。 「……っ」  そう実感しながら扱いてるとすげえ恥ずかしいのに、いやなのに、どんどん息子はでかくなってって、俺の息は荒くなっていく。 「ほら、先から出てるやつ、ちゃんと塗ってやれよ」  小さな笑いを含んだ声が指示してくる。  俺はその通りに先端から滲んできてる先走りを息子全体に塗りながら上下させた。

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