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第14話
おまけ☆
そういえば……。
後ろポケットをごそごそと探る。
媚薬の空の容器を家に着く前に捨てておこうと思ったのに、容器はなくって代わりにメモ紙が入ってた。
驚いて広げると、すげぇ達筆な字。
たぶん、松原の字なんだろう。
……うん、絶対アイツだ、あの野郎だ!!
メモに書いてあった内容を読んで確信した。
『媚薬だけど、どこのメーカーのか、もらったやつに確認しといて。とりあえず試しに1か月分くらい欲しいからよろしく』
「……」
無言でビリビリと破り捨てた。
友達として実優ちゃんの危機を見過ごすことはできないからな!
にしてもほんっとうに!!!
「ドSド変態鬼畜男め!!」
夏の暑い青空に向かって大きく叫んだ。
おまけ☆おわり☆☆
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