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『どこを可愛がってほしい?』
「止めてくれっイヤだっ嫌だ駄目駄目ぇ許して」
切羽詰まり何を叫んでいるか分からない。
シャワーヘッドを持つ海輝の腕に指を食い込ませ、必死に懇願し喘ぎ続けた。
「おいおいもう音を上げるのかい? ほら、どこを可愛がってほしい? おチンチン? ボール? それとも、アナルでイク?」
海輝はゆるやかにヘッドを動かして、陰嚢と会陰へと放水する。
「錦君の好きなここも可愛がってあげるからね。勿論アナルも責めてあげる」
「――っアッあぁあぁっ」
脳内で大きく火花が散った。
宙で揺れていた踵が止り爪先がピンと伸びる。
腹の奥から突き抜ける感覚。
痛みと解放。
吹き上げるオルガスムスに腹が引き攣り、小刻みに震えてそして混乱の中で放出した。
ヘッドが外れて、びくびくと跳ねる性器は白濁が糸を引く。
「はは、ふふ、ははははははっ。最高に可愛い! 中々派手にイったじゃないか。ん?」
「あっ、はぁ……ン」
「錦君、このシャワーねヘッド部分にスイッチが有るんだよ。ボタン一つで流量調節やマッサージやジェットモードに切り替える事が出来る」
もう止めてくれ。
息も絶え絶えに訴えるが、彼は笑うだけだ。
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