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『満足できないだろ? 』

「我慢したんだから、一回イクだけじゃ満足できないだろ? 今度はもっと激しくしてみようか」  旋回し絡まりながら強い吐水は肌にぶつかる。 「やめっあぁっ、いやぁっあっあっひっィ」  ヘッドを密着させたり遠ざけたりするたび、強弱をつけ肌の上を水流が舐め撫で叩き突き刺す。  硬く張りつめた性器の裏表、陰嚢、会陰、そして隠れた後孔を同時に攻め立てた。 「ほらほら錦君っどう? 水圧もっと強くしちゃう? そうだお尻の穴に吐水しようか?」 「やだやだぁあぁ、あぁ、いやぁっシャワーでヤダやっああああ」  激しく叩きつけるように、ざぁざぁと。  優しく宥める様に、さらさらと。  舐める様に、ゆるゆると。  生き物の様に、性器に纏わりつく。  海輝の右腕を掴むと何とかヘッドを引きはがす。  それでも、回る水流がちろちろと性器を舐める。

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