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『最終ラウンドだ頑張れ』

「あっ、そこしないって言った」 「あとで君が嫌がらない様に綺麗にするだけだ」  はっと息をのみ、眉を顰める。  粘膜が温かな湯に晒された。 「海輝っいやだ」  壁に押し付けられ、膝を曲げる様にして片足を持ち上げられた。  ヘッドを押し当て、硬く閉じた後孔に正面から放水を始める。  羞恥心に顔から火が出そうになる。 「ホースの水みたいに一本に絞れば中に届くかな」 「それは、いやだっ」  さらさらと、入り口を洗う湯は少しずつ鋭くなり、粘膜を押す力が増す。 「ほら、最終ラウンドだ頑張れ錦君」

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