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『撓らせ果てる』

「あっあぁっはぁ、んっ、んっぅ……あぁっ、あっ、そんな、激しく舐めるのっ、駄目ぇ」  張りつめたそこが脈打ち、内包する粘膜から逃げるように腰を引くと陰嚢を握られる。  唾液や粘液で濡れた袋を揉みしだき、腰を引き寄せる。  大きく音を立てながら、膨張し海輝の口をふさぐ。  更に強く吸い付かれ腰を突き出し粘膜内で圧迫される。 「あっ、っ駄目っ海輝、出るからっあっぁあ。――っあぁ、あっ、あっ、あぁっぁん」  舌先が尿道を抉り吸い上げれば体が大きく痙攣した。  弾ける、破裂する。  仰け反り髪の毛がシーツの上で擦れる。 「――アッ――っ、ぁぁ」  ぶるりと震え、背を撓らせ果てる。  バスルームで射精した時と違い、僅かばかりの熱を放出するがシャワーで責められたとは比べ物にならない快感が奔る。  ちゅうっと吸い上げられて、尿道を舌先が鋭くえぐる。

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