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『淫蕩』

「錦君のドスケベエム字開脚見れるなんて信じられない。エロっ最高! あ、こら。足を閉じるんじゃない」 「恥ずかしい」  散々淫らな恰好をしておきながら、今更なのだが思わず目をそらす。 「恥らう錦君!! 堪らないっ!」  恥らう錦に興奮し、さらに硬くした海輝が強く皮膚を押し上げる。  食い込む先端に、錦は唾液を飲み込んだ。 「まさか、そんなに喜ぶなんて」  分かってはいたが、変態なのか。  例え変態でも海輝への思いが変わるわけではない。  ただ改めて変態なのだなと思い一人頷く。  こんな厭らしい事をしている淫蕩な自分とお似合いだ。 「喜ぶに決まっているじゃないか。大好きな錦君が僕の為にこんなエロい事までしてくれてるんだ」  伸びて来た手が腹を撫で、指の背で晒された後孔を撫でる。 「んっ」 「動いて」

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