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脳内にお花が咲いていても何ら不思議ではない。

海輝が在籍している部署は、何故か十二月二十四日とか二十五日に忘年会やら飲み会やらをぶっ込んでくる。 ちなみに会場はイベントで何時も使ってるラウンジ一択なので、社員アンケートもとらない。 開催日候補なども出さず、何故か毎年この日程なのだ。 ――確かに死ねば良いと思う。 社員にとっても、公私ともに一番都合の悪い日時である事には間違いない。 年末に向けてスケジュールも詰まってるのだ。 確かに殺意を覚える社員が居ても不思議ではない。 ――やはり死ねば良いと改めて思う。 何故この時期なのか。 企画してる連中はクリスマスを過ごす相手がいないのか。 それとも、仕事のスケジュールを把握していないのだろうか。 おかしい、責任者は目の前に居るこの今田の筈だが。 うん、しているはずないな。 今田だから。 お飾りなのだから脳内にお花が咲いていても何ら不思議ではない。 ――死ぬべきだな。確定だ。

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