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僕を弄ぶこの子悪魔め!

『お前は確かに変態だが、俺も大概淫らだ。だから、多分お前にお似合いなんだと思う』 「いや、あのね。あの、何の話だったかな」 『実は自分が淫らな人間だと言う事は、分かっているんだ。去年の七夕で証明された。否定しても、事実だから認めるしかあるまい。しかし、貞操観念はちゃんとある。お前にだけ淫らなのだから、問題ないと判断している。心配は無用だ」 「ちょっ、何言ってんのぉ!? え? もう、何。僕、君の掌で転がされてるの? 畜生。僕を弄ぶこの子悪魔め! 朝日が昇ると同時にお祓いセックスしてやる!」 『お払い? 小遣いか?  ベッドで金を渡すのはマナー違反だ。だから要らない』 「一晩中ペッティングして日が昇ってから挿入してやる! 海輝もう駄目おチンポ入れてぇとかおねだりしても、朝まで入れてあげないから」 『俺が我慢できないのなら、お前に我慢できるとは思わない。お前は俺を追い詰めて、強請らせたいのか。それで、朝が来たら支払いして性行為をするだなんて、今度はどのような状況での行為を考えているんだ。想像が出来ない。本当にお前は妙な性癖をもってるな』

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