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「躾けてくれる?」 *性描写あり

――夢じゃない。 本気か錦君。 海輝は上半身を起こし、脚の間を見る。若干前のめりになるのを、理性で堪える。後ろ手をつき表面的には余裕たっぷりの笑顔で錦を見下ろす。 仏頂面で海輝の下着のウエスト部分を握りしめていて可愛い。 錦が小首をかしげて、海輝の性器を両手で包む。正視できないのか、赤い顔で瞳を伏せてちらちらと手の中をみる。じっくり見る機会はそう無い。 それでも何をどうすれば良いのか、彼の浅い経験でも理解はしている。 「どう? 可愛いだろ」 「……可愛くない」 「躾けてくれる?」 両手で優しく擦り合わせて海輝を優しく撫でる。 形を確かめるように、左右の手を上下に往復させた後に左手で重みのある竿を支える。ローションのせいで滑る。何度か取りこぼしそうになりながら、右手で陰嚢を包み撫で上げる。 たっぷりとした重みを感じながら、掌で揺らすようにして弄ぶ。 かなり気持ち良い。 「上手。気持ち良い。息吹きかけてみて」 「躾けるのに何故お前を喜ばせないといけないんだ」 天を仰ぐ。ぐっと来た。 元々偉そうな子だから、まぁ、こういう態度もありだね。 そう思うと、錦というのはお楽しみ箱のような子だと改めて思う。 照れながら愛撫をされていた彼は、意地悪をする海輝に怒りながら喘いで、恥ずかしくて涙目で懇願して、叶わなかったのでこうして怒りながら奉仕をしている。 萌えの宝庫か。大好きだ。 こんな風に偉そうな錦も実に良い。陰嚢をすくい上げるように手にしながら、親指だけでやわやわと押しながら、「謝れ」と睨んでくる。 よし、あとで錦を謝らせながらセックスしよう。

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