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唾液を啜りあう。*性描写あり
首からスェットを抜き、全裸にするとまた直ぐにしがみついてくる。触れる範囲が増えて熱量が増す。頬に触れる腕の内側。肌理の細かい肌が気持ち良くて、思わず頬を擦り付け唇で吸い上げる。
薄い皮膚が充血する。白い肌に映える跡を何度か重ねていく。
張り詰めた亀頭を収縮する後孔を擦り付ける。周囲を二度なぞり、ゆっくりと中心部に押しつけた。息を詰め短く吐く。吸い付いた先端をそのまま押しつけると、僅かに開く。
後は自然な流れだった。
「うぁっ」
気持ちが良い。
「んっ……」
滑りがあるから引っかかりもなく挿入できたが、締め付けがなかなか強い。
ゆっくりと息を吐きながら互いに体をつなぐ。異物を押し出そうとする動きと、包み込み吸い付く粘膜の相反する感触に射精感が高まる。
ぬかるんだ粘膜が絡みつく。気持ち良すぎて、動きが取れなくなる。
「はぁはぁはっ……うぅ」
互いに圧迫感に息が荒くなる。半分よりも先に進むと、内部が絞まり先に進めなくなった。唇が合わさり角度を変えて、唾液を啜りあう。抱きしめて髪や頬を撫でていると錦が薄く目を開く。
下腹部へ錦の手が伸びる。結合部を撫で、海輝の根に触れた。
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