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第26話
ん……んぅ〜……
とってもあったかいな……
ふわふわする……
心地良い温もりに浮上した意識が、再びまどろみに飲まれていく。
んん……ぅん〜……
意識が暖かく包まれて、ゆっくりゆっくり沈んでいく……心地良い深い世界。
俺は飛行機に乗っていて、上空は寒くて寒くて
高度5千メートルの空にいるのに、どうして?
ここは、とてもあたたかい……
ねぇ、俺はどこにいるの?
「わっ」
「おや?もう少し眠っててもいいんだよ」
なんでっ?
ここは寒い寒い上空、高度5千メートルの空……の筈。
なんで、なんでっ
俺は大佐の腕の中で抱きしめられて寝てるんだァァーッ★
「Guten Morgen . おはよう、ソーマ」
おはようじゃないィィーッ
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