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それが、仕事で、道を削がれていない者には、興味を示さない。 何故か、面白い程に、興味が無いのよね。 多分、母様が、そいゆう感じだから、似てしまったのは、仕方がない。私が、聖堂で暮らしている間、天界では、時間が流れていくけど、此方は、違う。 大聖堂なだけあり、少し、仕組みが違うのだと、思い知らされる。 暁の道が、見える場所に『神が、眠る場所』を創った母様。 それを、意味をするものは、きっと…。 『未来…』 ショパン第一曲『プレデュード』。 始まりの、予兆という、不吉な不協和音。 だけど、指揮者(タクト)は、止めてやられない。 これは…。 魔界のオーケストラ。 始まる。 新たな世界の音楽が。 母様の企んだ計画に違いないのに、心が、踊る。 私は、レイィールと、対なる存在。 ー…死(タナトス)を、司る者。 魔界貴族の最高峰“ティーベル”の血を、引く。 『鎮魂の女神“リリー”ですもの。少しくらいは、私を、敬うべきですよ。天界王族でありながら、創造神『サファリア』の血を引く、皇子。生(エロス)を、受け継ぎし、御子。というか、折れなさい…』 どうせ、敵わないでしょう。 あの、母様の再従兄弟、名前を『ルイ・リオール・ブラッド・ティファ・フリア・ブェルブニ』。 思わず、ブラッドオレンジを、思い出しますわ。 彼の髪色が、ブラッドオレンジに、近いのですけど、自棄に、目に入って、直ぐ、母様の再従兄弟と、解りますの。 叔母様、彼は、前世で、果物だったのでしょうか? 是非、ご一報下さい。 切実に、リリーは、気になります。 ルイの髪色が、ブラッドオレンジに、見えますわ。 世に言う、天界の方でも育てられているのでしょう。 確か、下界では、菜園と言うんでしったけ。 何でも、四季折々の作物を植えるとか。 春夏秋冬に、合った物があり、色々植えている。 しかしながら、柑橘系に関しては、アゲハ蝶の幼虫が、付くとかで、駆除が、大変だと、聞いた。

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