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【カナシータside】 僕の伯父は、姫神の弟である『光皇帝 霰月(こうおうてい あらつき)』だ。 十三祝いを迎えていない童神は、大人に、育てられるのが常識。 龍神の血を引いている者は、十五龍神の元で、育たないといけないというのが、今の話である。 勿論、僕も龍神の血を引いていて、対象者に、該当。 だけど、普通に、暮らしたいのだ。 確か、昔は、聖界の『アリドラ』という國に、龍族は、暮らしていたと、書物には書かれてあった。 つまり、僕の前世は、そんな北国に、棲んでいた訳で、貴重な存在だった。 其処までは、良いが、記憶の中にあるのは、自棄にチャラけた男が、魔方陣を描いているシーンから始まる。 そんな光景が、夢の中で、繰り広げられるんだ。本来、僕は、彼の家系なのだろうが、何故か、美しい女性が、波動合うらしく、出てくる。 彼女の話によれば『カイン』という一族が居るらしい。 その血筋は、少し、特殊なのだが、問題は其処じゃなく、彼の有名な獰猛な者に関係しているらしく、彼の妻が、カインの血筋らしいという書物が、見つかっているとか。 だけど、何故、僕に、融合するのかは解らない。 『ー…一つ、母様が、深く関わっているのは確か。もう一つは、覚醒遺伝の何処かに、突然変異が起きたと、考えるべきだが、生憎、私は、専門知識を、備えていない…』 だから、貴女のお母様が、企んでいる事が、気になります。 そいゆうのは、家族で、話さないのだろうか。 何時の、時代に飛ばすとか、もっと、心身になって、教えてくれても良いだろう。 彼女の資料には、古代の言葉が沢山記されている。 それは、母親から、譲り受け物らしいけど、僕も、冥界語に、触れる事は、無いから、不明な点も多い。 ー…これには、僕も、お手上げだ! という時に限り、伯父様の圧力。

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