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『ダビィデと相手は、純粋なお付き合いをしていると思っている?』 て、無理がありませんか。 だって、関係を持っていたら、下界で言う『A~C』までとなります。 絵では、裸の美少年が、描かれていますね。しかも、あの時代で云う美形です。 そう、考えると、男色の世界は『ソドム』か『ゴモラ』になるでしょう。 『だからだよ…。神々の怒りが降り注いだ時、ロトの妻は、振り返ったらしいじゃないか。『決して…振り返るな』と、言われたのに』 ー…其処が、人間の心理。 『振り返るな』と、言われて、振り返らない者はいない。 だから、人間は、愚かなのよ。 人の世も末と、言ったものだわ。この世の掟は、従わなければいけない。 例え、書物に、色んな諸説があろうと、真実は、もっと、残酷。 ロトだって、酒に溺れて、実の娘とセックスをやったと説がある。 だとしたら、当時の者は、何を考えたのかしら。 反乱を起こし、ストライキ-を起こしたでしょうね。 『今だったら…犯罪だろうな。即、追放だ…』 ー…あら、堕天してしまうわね。 『邪淫』及び、愛欲を犯した者は、第二圏に、堕ちる。 魔界とは、そいゆう場所が、存在し。 『第九圏まで存在する…』 それが、この國の掟。 天界だと、第二天『ラキア』が、堕天した天使を管理する。 其処を担当しているのが、ラファエルだった。 そんな思い出もあったわ…。 随分、昔過ぎて。 記憶の中に、潜り込んでしまう。 『で、俺は、ディーラーア王の来世を見守る為に、あの時…納得した訳じゃないぞ。お前の孫を見守る役目は…授かったが、義理の息子までのお守りは御免だ。あぁ、今頃、娘が心配しているかも知れない…』 その、娘は、立派な王として、君臨して『アリドラ』を、繁栄させているわ。 流石、ノンの血を引いているだけあり、開拓するのは、得意分野。民達の評判もうなぎ登りな上に、信仰も、厚いという話を聞いた。

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