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それに、天が告げている。
‘彼は’…。
深い縁があると。
「それは、どんな形であれ現れる。けど、運命とは残酷で。えぇ、わかっていますわ。お互いを想い合っている恋人もまた…」
運命に踊らせる。
未来へ行く定めだとしても、彼は、彼女の手を離さないでしょう。
「繋がりが欲しいわね。運命に絡み取られない盾との。母様に言ったら貰えるかしら。次期、七大天使候補の彼等を。メタトロンも育てた御子が、七大天使に任命されたら、喜ぶわよね。あの日の誓いを忘れている程…頭まで、筋肉では無い筈ですし…」
-…多分。
嘗ての友が魔界に堕ちたとしても、誇らしいと思っているのでしょう。
今、貴方が育てているガブリエルは。
「そうと決まれば、鉄は熱い内に打てと言うますし。腹…父様には、人肌脱いでもらわなければいけませんわ。いくら、謎多き男でも、妻の色気には贖えない。ギリセの、誘いを受け流す程、セリオンも出来ていない…」
盲点とは、時に突くのが大事。
あぁ、大変ですわ。
-…弟が増えてしまいますわ。
存分に、私の愛を受け取って下さいませ。
「父様…」
あの頃の、憂さ晴らしも兼ねて、少しばかり苦労すべきですわ。
貴方は、私が誰かを知りながら、楽しんでいる。双子の弟の企みに乗っかかり、その息子を嫁としてもっているわ。
けど、彼は、今だ…。
「…覚悟を台無しにしてはいけませんわね。嘗ての創造神が描いた計画を捻り潰す程、私も阿呆ではありませんわ。だって、血が語りますもの」
國が泣かない限りは、目覚める事もなければ、動く気配も無いのを。
それに、次期ミカエルを見ていたら、やっぱり、悲しみに暮れるのは、失礼に値するわね。
必ず、調べてあげるは。
貴方の母親が、なくなったのを。
不安と、的が当たって欲しくない複雑な気持ちが交差する。
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