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笹森くんはナニでできているの? 4
その瞬間に腰に走ったぞわぞわとした感覚に、神崎は童貞のように大袈裟に驚いて身を固くする。
柔らかな乳白色の肌に自分が溢れさせたものが汚れとしてつくのを見ると、あっさりと理性がへし折れた。
「っ っ!」
右手を動かしながら白い尻に手を這わす。
硬く素っ気ない自分の肌とは段違いの、力を加えれば沈み込むような感触と滑らかさ。
それをぐいと引っ張るとくぱりとアナが広がって、更に物欲しげにヒクヒクと動く。
「やわ 」
尻たぶでこれほど柔らかいのだから、その奥は?
考えなくてもわかることを考えようとした神崎の脳がぐるぐると回る。
「っ、くそっ……だ、だめだ っだめ っああっくそっ」
くぱくぱと誘うように動くソコに、神崎は呻きながら指を這わす。
そんなところ、女相手でも触れることはなかったために動きは非常に慎重だった。
けれど、柔らかく吸いつくような動きをするソコに触れてしまえば、そんな罪悪感や戸惑いなんてものはあっと言う間に霧散してしまって……
「あつ……っなんだよ、コレ、なん 」
指先にねとりと力強く絡みつく感触は女のソレとは比べ物にならない。
今まで経験したものよりももっと絡みついて、熱くて、そして卑猥だった。
「あっちぃ……なんだ、これじゃ 、まるで……」
性器だ と漏らしそうになった瞬間、「ん 」と小さな呻き声が上がった。
それはほんのわずかなものだったけれど、イケナイことをしていると言う自覚のある神崎には怒鳴られたのと同じくらい効果的で……
「っ⁉ あっちがっ、これはっ」
「ん んん?」
目がきちんと開かないのか、笹森の目はしょぼしょぼとしていてはっきり見えているかは怪しい。
神崎は笹森がはっきりと起き出す前に逃げてしまおうかと考えたが、それにはいきり立つ股間が邪魔をした。
限界まで反り上がって脈打つ股間を抱えながら駆け出すことは、できない。
「や、……その、笹森っオレは 」
「…… あれぇ? タイジロ?」
「へっ⁉」
自分の名前を呼ばれて背筋が伸びる。
けれど同時に笹森がどうして自分の下の名前を呼んだのかがわからず、混乱した頭で何かを考えようとした。
笹森とは同じクラスではあったけれど挨拶は交わさないし、話したとしても業務的なものを一言二言で、それ以外に会話をしたことがない。
名前で呼ぶ理由がさっぱりわからなかった。
「タイジロ、抜けちゃったのかぁ」
「は? はぁぁぁ⁉」
とろんとした表情の笹森は床に転がったままの黒いディルドに手を伸ばし、まるで小さな仔犬にするかのような安堵の笑顔を見せて抱き締める。
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