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第二章【10】諍い果てて(3)*

 ライモはいつもより荒々しくユリの服を剥ぎ取り、胸の飾りに噛みつくように吸い付いた。 「あっ! んんっ!」  そこは何度もライモに撫でられ舐められ吸われ、すっかり快感を拾う器官へと変わっていた場所だ。  ユリはライモに少し意地悪をしたくなって、吐息交じりに囁いた。 「タルさんに、そこ凄くピンクだって言われた……」 「はぁ?!」  途端にライモが顔を上げた。眉が吊り上がり銀の瞳がユリを射抜く。明らかな嫉妬の表情にゾクゾクする。 「妹でも……やっぱり嫌?」 「当たり前だっ! アイツαなんだぞっ。いや、αじゃなくても嫌だっ!」 「酷いね……。自分は他のひとと……子供まで作ってたくせに」  まだ心がトゲトゲとしているユリは、ライモに向けてそんな言葉の槍を投げつけた。ライモはそんなユリからの攻撃を受け止め、ユリと視線をそらさずに言う。 「……だから、俺のことを好いてくれてるユリの苦しさは分かってると……思う。で、タルは何をした? 裸を見られたのか?」 「ん……何もないよ」  本当は上半身を触られたがユリは流した。ライモが見せる嫉妬心は心地良くもあるが、あまり虐めても可哀想だ。しかしライモはさらに尋問するように、ユリの下半身の服を脱がしながら聞いてきた。 「ここは? 見られた?」 「ん……見えてなかったと……思う」  あの時ユリは全裸に上掛けを纏わせただけだった。実際にはどうだったか分からない。でももしも股間まで見えていたら、タルはオークとは違うエルフの形状に何か言う気がする。 「ここは特に見せたくない」  ライモはそう独り言のように呟くと、ユリの男性器を手で拾い上げ、その先端にチュッとキスをした。 「あっ……ん……」 「あと、ここも」 「んっ!」  ライモはユリの男たる象徴を舌で弄びながら、太い指を後ろの蕾へと滑らせてきた。 「もう濡れてる……」 「んっ、ライモっ」  ライモの指は、ユリの濡れた蕾をくすぐり、中へ入り込んできた。既によく知った感触だ。それが快感を呼び起こすことも身体はよく覚えていて、耐えきれず腰が勝手に揺れてしまう。 「ほら、聴こえるだろ? 凄く濡れてきてる。指が溺れそうだ」 「あんっ! ライモっ……言っちゃやだぁっ……」 「ほら、もう指が2本入った……」 「あ……はぁ……んっ……」 「中、蕩けてる。ユリ……入れてもいいか?」  ライモの問にユリは恥ずかしさから目をそらしつつも、微かに頷いた。それをライモが見逃すはずもなく、ライモは身を起こすとバサバサと服を脱ぎ、そしてユリの両足を掴むと大きく広げ、その脚の間に巨体を置く。 「ライモ……」 「ユリ……」  自分より遥かに巨大な身体が目の前にあった。そしてその股間のモノは、普段でも巨大なのにさらに大きく膨張し、天を仰いでいる。ライモは自身のその凶器とも言える肉塊を掴むと2回ほど乱暴に扱き、ユリの濡れた蕾にあてがった。 「ああ、ユリっ……」  肉塊はユリの蕾に侵入を試み始めた。先端がメリメリと肉を割り入ってくる。 「んんんっっ!!」 「く……キツっ……」  圧倒的な異物感と激しい痛み。ユリは歯を食いしばって耐えた。ライモも一気に貫いたりはせず、ゆるく腰を振りながら、少し引き、また少し進むを繰り返し、中へ中へと進んでくる。 「んぁっ、んっ! ああぁぁっ!!」 「ああ、ユリ……イイよっ。入っていってるっ」  ゴツゴツとした巨大なソレは、狭い内壁を擦り上げながらユリの腹の中へと入り込む。指とは違い、ものすごい圧迫感だった。そして、身体全部がライモで満たされるような感覚。 「ユリ……ほら、全部入ったぞ……」 「ああっ……ライモっ!」  ユリの目尻から涙が伝う。ライモは褒めるようにそのユリのまぶたにキスを落としてくれた。 「凄く吸い付いてくる。痛いか?」 「はぁっ、苦しいっ……けどっ、この感覚、知ってるっ……」  ユリの答えにライモは微笑み「そうだな」と囁いた。ユリの発情期の記憶はかなり曖昧だ。しかし、この圧迫感には覚えがある。そしてこの幸福感も。 「ユリ……好きだ……」 「ライモ……私も……」  ライモはユリの頭を包み込むように腕を両脇に置き、口づけてきた。それと合わせてゆっくりと腰を動かし始めた。 「はあぁんっ! んっ! んあっっ!」  キスの合間にユリの濡れた声が漏れた。  ライモの優しい動きは徐々に荒々しくなり、ユリの狭い肉筒はそれに翻弄されつつも快楽を拾いさらに濡れた。 「あんっ……ら、ライもっ……らイモぉっ!」  仰向けのユリにのしかかり、キスを繰り返しながらユリの腹の中を抉り続けるライモ。ライモの巨体に包まれ、ユリの世界はライモでいっぱいになった。 「ああっ……ユリっ……」  ライモの鼻息が首筋にかかる。ユリはライモが自分の身体に興奮してくれていることが嬉しくてたまらなかった。 「ユリっ! なかっ……すまんっ……」  ライモが苦しげにその言葉を吐き、さらに擦る速度を上げた。腹の中に子種が注がれるのだとわかり、ユリは歓喜した。 「ああっ、ライモっ!」 「くっ……!」  途端にライモが身体を震わせ、突き上げられた腹の奥で熱いモノが弾ける感覚がした。 「ああぁぁんっ!!」  その熱さと最奥を抉られた衝撃で、ユリの中心部もまた精を吐き出し二人の腹を濡らした。

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