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#7: ジュリアンによる密室の治療: 秘部へのねっとりとした薬塗りと、抗えない反応(ボッキ)♂
琥珀色の瞳を持つ双子、ジュリアとジュリアン。この屋敷に君臨する双子の『兄弟』である。……そう、兄妹ではなく兄弟。ルーシャに泥水を浴びせ、マディーと呼ぶこの美しくも冷酷な美少女。そして今、まさに騒ぎを嗅ぎつけて現れたのが、息を呑むほど端正な容姿を持つジュリアン。それがこの屋敷の双子の兄弟、ジュリアとジュリアンだった。
そして、血の滲むルーシャの肌を見て泣きじゃくるメイドのツェー(Tseh)もまた、少女のようだがその実はメイド服を着せられた男子、いわゆる男の娘であった。この屋敷で働くメイドたちは皆、コード(記号)で呼ばれていた。
A → 「アー」(Ah)
B → 「ベー」(Beh)
C → 「ツェー」(Tseh)
ツェーは3番目のメイドのコードネームだった。ドイツ高貴の血を引くペンドルトン夫人が、自らの趣味を反映させて、この館の『記号』として序列化したのが経緯だ。
この屋敷には見た目は完璧な美しい女性はいれど、その実態は全員が男という真実がこの屋敷には隠されていた。そしてこれから登場する夫人……ヒルデ・ペンドルトンも同じであった。
◇
いつもは時計の秒針の音さえ吸い込んでしまうほど、静粛に満ちている昼下がりの屋敷。——その冷徹な静寂を切り裂く浴室の騒ぎを嗅ぎつけたのは、この家の長男——ジュリアの双子の兄、ジュリアン・ペンドルトンだった。
「歓迎会が派手すぎたようだな……ジュリア」
静まり返る浴室に、ジュリアンの冷ややかな声が続く。彼は周囲のメイドたちへと呆れたような視線を向けた。
「寄ってたかって、一人の少年を裸にして何を騒いでいるんだ。破廉恥にもほどがある……ご婦人なのは見た目だけか?」
ジュリアは忌々しげに鼻を鳴らし、ぷいと顔を背けた。
ジュリアンは床にへたり込んだルーシャの元へ静かに歩み寄り、赤く腫れた痛々しい肌をじっくりと見下ろした。ため息をつきながら、自分の上着を優しくルーシャの肩にかけてやる。
「ひどい傷だ……。おいで、薬を塗ってあげるよ」
ルーシャを長椅子に座らせると、ジュリアンは柔らかな白いタオルを取り、濡れた肌を丁寧に拭い始めた。優しい手つきとは裏腹に、冷えた琥珀色の瞳は獲物を射抜くような熱を孕み、ルーシャの細い首筋、鎖骨、胸から腰へと、貪るように這っていく。
「じっとしていて。綺麗にしてあげるから」
タオルが太ももの内側に滑り込み、徐々に秘部へと近づいていく。
「……っ! そこは、自分で……!」
ルーシャが慌てて手を伸ばすが、ジュリアンはその手を優しく、しかし強い力で制した。
「ダメだよ。真っ赤に腫れてるじゃないか! じっとしていなさい」
有無を言わせぬ声。ルーシャは耳まで真っ赤になりながら、震える太ももをわずかに開かされる。タオル越しに敏感な部分を丁寧に拭かれる感触に、背筋がぞくりと震えた。
「なんて酷いことをするんだ……。傷だらけじゃないか」
ジュリアンは小さな瓶から透明な薬膏を指先に取り、ルーシャの赤く腫れた肌に塗り始めた。指先は撫でるように、時には優しく、時には意図的にねっとりと肌を這う。ただの治療とは思えない、愛撫に近い動きだった。
「ん……っ」
ルーシャの唇から、抑えきれない甘い声が漏れた。痛みと、得体の知れない熱が混じり合う。薬を塗られるたび、下腹の奥が疼き、恥ずかしい部分が徐々に硬く反応 ♂してしまう。
最悪のタイミングだった。
ジュリアンはすべてを見透かしたように目を細め、ルーシャの耳元に唇を寄せて甘く囁いた。
「ごめんね。でも、いいんだよ。男の子なら自然な反応だ……恥ずかしがらなくていいんだよ」
熱い吐息と低く甘い声が耳に溶け込む。ルーシャは羞恥で頭が真っ白になり、唇を強く噛んで耐えた。ジュリアンの指が傷口を優しくなぞるたび、身体の芯が甘く痺れていく。
ようやく処置が終わると、ジュリアンは新しい衣服を着せてくれた。柔らかい生地に包まれ、ほっと息をついたルーシャは、至近距離で見つめてくるジュリアンに向かって掠れた声で言った。
「……僕の本当の名前は、ジェルーシャです」
ジュリアンは優しく微笑み、ルーシャの頰に指を添えた。
「知っているよ。よろしくね、君。……もう安心するといい」
その微笑みは優しいようで、どこか底知れぬものを含んでいた。差し伸べられた温かい手に、ルーシャの警戒心がゆっくりと溶かされていく。
まるで、甘い毒を少しずつ飲まされているような——そんな奇妙な感覚に包まれながら。
つづく
—
ジュリアンに優しく触れられた感触が肌に残り、ルーシャは夜のベッドで甘い疼きを持て余していた。
抗えないオメガの本能に突き動かされ、震える手は無意識に自分の股間へと伸びていく。
(僕、本当におかしくなっちゃったのかな……。どうしてお尻が濡れちゃうの…)
次回
#8: 王子様を想っての孤独な自慰: 濡れた下着の深夜の洗濯と、ジュリアンとの気まずい遭遇
「それにしても、君は何を洗ってるんだい?」
お楽しみに!
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