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#20: 悪魔の悪戯: 媚薬入りの紅茶を飲まされた密室への隔離と、覗き窓から楽しむ双子の悪魔

⚠️本作の医療描写はすべてフィクションです。薬は用法・用量を守って正しく服用しましょう。 「お前はまだ、自分の立場がわかっていないようだな。続けなさい」 ジュリアンの冷酷な声が、アニーの鼓膜を容赦なく震わせた。黒檀のステッキが床をコツン、コツンと軽く叩く。 「イくまでしたのか、と聞いている。ちゃんと答えろ」 「そんな……イくだなんて、そんなこと……っ」 アニーは激しく首を振り、シーツを強く握りしめた。耳まで真っ赤に染まっている。 「……まだ、そういうことがよくわからなかった頃で……ただ少し、触り合っただけで……」 その瞬間、ジュリアンはぴたりと動きを止め、次の瞬間、腹を抱えて大声で笑い出した。 「ははははははっ! なんだそれは! つまりお前たちは、寸止めで終わっていたのか!」 ジュリアンは涙を浮かべるほど大笑いし、椅子の背にもたれかかった。笑い声が部屋中に響き渡る。 「名家のご子息様と我が家のマディが、そんな可愛らしいおままごとをしていたとは……! ははっ、実に傑作だ!」 徹底的に嘲笑い、アニーのプライドを粉々に踏み躙ったジュリアンは、ようやく笑いを収めると、満足げに立ち上がった。 「ふふ……実に愉快だったよ、アニーさま。ありがとう」 最後に愉しげな一瞥を残し、ジュリアンは嘲りの笑みを浮かべたまま部屋を出て行った。 バタン、と扉が閉まる音が響いた瞬間、客室は再び静寂に包まれた。 一人取り残されたアニーは、ゆっくりとシーツに顔を埋めた。肩が小刻みに震え、静かに涙がこぼれ落ちる。 恥ずかしさと屈辱、そしてルーシャがあの夜のことをただの男同士の笑い話として話していたという事実に、心がドロドロに溶かされていくような絶望が広がっていた。 熱い涙がシーツを濡らす中、アニーは小さく唇を噛みしめた。もう、何もかもが終わってしまったような気がした。 ◇ どれほど時間が経ったのか、アニーにはわからなかった。 コン、コン、コン—— 不意に、客室の扉がやけに丁寧にノックされた。アニーがハッとして顔を上げた瞬間、扉が開く。 入ってきたのはジュリアン、そして苛立たしげにドレスの裾を揺らすジュリア、その背後に俯いたままのメイド姿のルーシャだった。 「まだ宵も醒めぬというのに、随分と早いお休みだな、アニー」 ジュリアンは何事もなかったかのように優雅な笑みを浮かべ、長卓の椅子を引いた。 「……お酒は、もう結構です……」 アニーが掠れた声で拒むと、ジュリアンは肩をすくめて笑った。 「そうか。ならば温かい紅茶にしよう」 彼はパチンと指を鳴らすと、二人のメイド——「アー(Ah)」と「ベー(Beh)」を呼び寄せ、お茶の準備を命じた。 やがて紅茶の甘い香りが部屋に広がる中、ジュリアンは壁際に硬直して立っているルーシャの肩に手を回し、優しく抱き寄せた。 「隠す必要はないんだよ、アニー。お前たちは同じ施設で育った、昔からの親友なんだろう?」 ジュリアンの声は驚くほど優しかった。しかしその優しさが、かえって二人を凍りつかせる。 「今夜は二人、この部屋でゆっくり過ごせ。久しぶりの再会だ、思う存分、昔話をすればいい」 その言葉に、アニーとルーシャは同時に背筋を冷たいものが走るのを感じた。 「さあ、冷めないうちに」 ジュリアンが促すと、ジュリアが素早く前に出て、カップを二つ取り出した。そして明らかに不自然な手つきで、特定のカップをアニーの前に、もう一つをルーシャの前に置いた。 「これはアニーの。これはアボットのだ」 二人は拒否することもできず、震える手でカップを口に運んだ。甘く濃厚な紅茶を、残さず飲み干す。 それを見届けたジュリアンは、満足そうに目を細めた。 「よし。では私たちは邪魔者だ。下がろう、ジュリア」 ジュリアンがルーシャの肩から手を離し、優雅に踵を返す。その背中を見送りながら、アニーは胸の奥に言いようのない不安が広がるのを感じていた。 扉が静かに閉まる直前、ジュリアンが振り返り、琥珀色の瞳で二人をじっと見つめた。 その瞳には、獲物を檻に閉じ込めた獣のような、妖しい光が宿っていた。 廊下に出た瞬間、ジュリアは唇を尖らせ、苛立たしげに兄の腕を振り払った。 「お兄様! あんな下賤な孤児二人を同じ部屋に寝かせるなんて、どういうつもりなの? わたし、あの男を絶対に許さないんだから!」 ジュリアンはそんな妹を見て、口元を妖しく歪めながら低く笑った。 「焦るな、ジュリア。あんな男はお前にはふさわしくない。そのことを、今夜たっぷりと教えてやるよ」 「え……?」 ジュリアンはジュリアを促し、アニーの客室に隣接する暗い小部屋へと移動した。壁に仕込まれた隠し窓の覆いを外すと、部屋の中が丸見えになる。 「よく見ておけ。オメガという生き物が、本能のままに発情していく様を……お前も一度、しっかり目に焼き付けておいた方がいい」 「発情……? お兄様、まさかあの紅茶に何か入れたの?」 ジュリアが息を呑むと、ジュリアンは懐から空になった小さな薬瓶を取り出し、指先で弄びながら愉しげに言った。 「ああ。『アルファ用抑制剤』だ。本来はアルファが飲めばフェロモンを抑えるだけの薬だが……オメガが飲むと、理性をぶち壊す強力な催淫剤に変わる。かなり効く。……お前は決して飲むんじゃないぞ」 ジュリアンは冷たく笑い、隠し窓の向こうをじっと見つめた。 「さあ、始まるぞ。オメガ二匹が、薬で狂わされてどれだけ淫らになるか……たっぷり見せてもらおうじゃないか」 つづく — 媚薬によって理性を溶かされたアニーが、ついに我慢の限界を迎えルーシャを押し倒す。 必死に抵抗して屋根裏部屋へ逃げ込んだルーシャだったが、暴走するオメガの肉体は止まらず、一人孤独な絶頂へと突き落とされていく……! 「だめ、……だめだよ、こんなこと……っ//////」 次回 #21: 媚薬暴走: アニーの強引な愛撫と下着剥ぎ取りの攻防、逃げた屋根裏でのルーシャの孤独な絶頂 「もう我慢できない……ルーシャだって、こんなに硬くなってるじゃないか……」 お楽しみに!

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