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首元に縋りつく

麗彪(よしとら)side】 イかされてぐったりしている美月(みつき)を見下ろしながら、先へ進むかここで止めるか考える。 美月の言うエッチは、ドコまでの事を言っているのか。 ヴァージンを奪われるという事がどんな事なのか、本当に解っているのか。 「美月」 「・・・んぅ・・・?」 「ちゃんとイけて偉かったな」 「ん・・・ぇら、い?」 何を褒められたのか理解できないのか小首を傾げながらも、前髪を指で梳いてやるとふにゃりと笑った。 ・・・やべえ可愛い。 「・・・シャワー浴びて、もう寝るか」 「ふぇ?・・・な、んで・・・ぼく、だめだった・・・?」 美月を抱き上げて風呂へ行こうとしたが、不安そうに縋りつかれたため止めた。 ・・・このまま続行したらどうなるか分かってんのか。 「マジで喰っちまうぞ」 「ぃいよ、いっぱいがぶってして。ちゃんと、さいごまでぜんぶ、して?」 さいごまでぜんぶして。 最後まで全部シて。 ・・・・・・・・・つまり、犯して胎内(なか)出しして孕ませてくれってことか。 そうか、美月は俺の子を産ミタインダナ・・・。 「・・・もう止められないからな。イヤもヤメテも俺には聞こえなくなる。泣いても止めねえから」 「ん、やめないで・・・ぜんぶ、麗彪さんのに・・・して」 仰セノママニオ姫様。 早速、美月の細い腰の下にクッションを入れ高くし、(たお)やかな脚を大きく開かせる。 小さく悲鳴を上げるも、イヤともヤメテとも言わない美月の健気さを顧みることなく、本人ですら触れたことがないであろう秘部に舌を突き挿れた。 「ぁぅっ・・・ひ・・・ぁ・・・っ」 正気であれば、すぐにでも美月が不快に思う原因を取り除くところだろう。 だが今はチガウ。 押し殺した悲鳴すら、酷く(そそ)る。 舌を挿抜し、戯れに柔らかな尻を舐めてはキツく吸い、痕を残す。 「ぁっ、ん・・・んぅっ・・・ぁん・・・っ」 苦しそうだった悲鳴に、少しずつ甘い色が混じり始めた。 舌でたっぷりと濡らした後孔に、唾液を(まぶ)した指を挿入()れ、舌より深く、奥まで、ゆっくりと拡げていく。 「・・・ぅぅ・・・っ、んく・・・っ」 大きな瞳を涙で濡らしながら、懸命に耐える可愛い美月。 俺の可愛い美月。 欠片も残さず喰ってしまいたい。 「みつき」 「ょし、とらさ・・・っ、んんぅ・・・んふ・・・っ」 (ふる)える唇に喰らいつき舌を絡めながら、指を増やしていく。 自分でも、なんて浅ましい姿だろうと思う。 幼く(かよわ)い身体にむしゃぶりつくケダモノ。 それでも、この甘く愛しい肌に噛み付く事を止められない。 小さな手が、俺の首元に、縋りつくから。

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