102 / 300

⭐︎100話到達記念⭐︎Ω美月の巣作り

*** オメガバースパロディ *** 【美月(みつき)side】 麗彪(よしとら)さん、まだ帰ってこない。 どおしよ、からだ、熱い。 リビングで、とらきちといっしょにテレビ見てたけど、だんだん苦しくなってきて、我慢できなくなってきちゃった・・・。 「お薬・・・飲んだのに・・・」 もおすぐヒートだからって、麗彪さんは明日からお休みをとってくれるって言ってたのに。 どおして今きちゃうの・・・。 「・・・ょしと・・・ぁさ・・・」 ベッド、行こう。 麗彪さんのにおい、ほしい。 今着てるシャツも、麗彪さんが着てたやつだけど、足りない。 とらきちが、ぽとって落ちたけど、ごめんね、後でむかえに来るから・・・。 チェスト開けて、麗彪さんのお洋服を全部出す。 ベッドに持ってって、広げて、重ねて・・・。 「・・・んん・・・たり・・・なぃ・・・」 クローゼット・・・こっちは、麗彪さんのスーツとか入ってる。 こっちがいい・・・でも・・・。 「・・・だめ、よごし、ちゃぅ・・・」 スーツ汚したら、麗彪さん困っちゃう。 だから、だめ。 こっちのは、だめ・・・だめなのに・・・。 スーツ着てる麗彪さん、かっこよくて好き・・・。 麗彪さんのにおいも、いっぱいする・・・。 「ごめ・・・なさ・・・いっこ、だけ・・・」 頭、ぼーっとする。 麗彪さんのシャツの上に、麗彪さんのスーツも着て、麗彪さんのお洋服いっぱいになったベッドに入る。 いいにおい・・・麗彪さんのにおい、いっぱい・・・。 麗彪さん、まだかな。 いま、なんじ・・・? だめ、さわっちゃ、よごしちゃう・・・。 とけい、どこだっけ・・・。 でんわ、かえってきてって、でんわしたら・・・。 「美月、ただいま」 「ん、ふぇ・・・よしとらさん・・・?」 お洋服の中から顔を出したら、ドアの前に麗彪さんが立ってた。 え、なんで、まだ帰ってくるじかんじゃないのに・・・? 「朝、美月が少し熱っぽかったから、午後の仕事キャンセルした。(それ)、完成した?」 「ん、できた、でも、ごめんなさぃ、スーツだめ、なのに・・・」 「なんで?全部使っていいんだぞ。ああ可愛いな。俺も入っていいか?」 麗彪さんが、ベッドに入ってきた。 麗彪さんのにおい、さっきよりいっぱいする。 ぎゅってして、がぶってして、いっぱい麗彪さんがほしい・・・っ! 「よしとぁさ、ちゅぅしてぇ」 「じゃあ口開けて、舌出して」 「んぇ、んぅ・・・んっ、ふぅん・・・っ」 麗彪さんが、キスしながらぎゅってしてくれる。 ぼく、それだけで・・・。 「んぁ・・・らめ、よごし・・・ちゃったぁ・・・」 「キスでイった?ほんと可愛いな。いっぱい汚していいから、もっと喰わせて?」 麗彪さんがキスしながら、ぼくのはいてるふわふわルームウェアとパンツを脱がせちゃった。 あ、麗彪さんのスーツも、汚しちゃう前に脱がなきゃ・・・。 「あっ、よしとぁさん、らめ・・・あぁんっ」 まだスーツ脱いでないのに、麗彪さんのがぼくのナカ、入ってきちゃう。 だめ、奥きちゃったら、ぼく、また・・・っ。 「やぁっ、でちゃ・・・っ、よご、しちゃ・・・ぅうっ」 「ああ、奥突くとイっちゃうんだよな。汚していいから、イってるとこ見せてくれ、美月・・・っ」 「ひぁあ───っ!」 そのまま、夜になるまでずっとえっちして、ぼくはやっと少し落ち着いた。 お風呂に入る前に、汚しちゃった麗彪さんのお洋服を手洗いしてから洗濯機に入れて・・・スーツはどおしよ・・・。 「もぉ、スーツだめって、汚しちゃうって言ったのに・・・」 「美月ので汚れるならスーツも嬉しいだろ。いいから一緒に風呂入ろう」 麗彪さんにきれいにしてもらって、いっしょにお風呂に入った。 ぼくをひざの上に乗せて、首とか頭とか、手とかまぶたとか口とか、いっぱいキスしてくれる。 スーツだめにしちゃったのに、どおしてそんな嬉しそおなの? 「本当は今日から休むつもりだったんだ。でも美月が巣作りするの見たくて、わざと仕事行ったのは正解だったな。俺が居ると巣作りしてくれないだろ」 「えっ?なっ、なんでそんなの見たいの?恥ずかしいよっ!お洗濯もいっぱいになっちゃうしっ、もぉしないっ!」 「可愛くて仕方ないんだよ。声かける前に動画撮ったし、後で一緒に見るか?」 「見ないーっ!!」 麗彪さんがいる時に巣作りしないの、しなくていいからなのに。 脱いだばっかのお洋服使っても、スーツ全部使っても、本物の麗彪さんの方がいいに決まってるから。

ともだちにシェアしよう!