「幸福論」第三章(二十二)大きな仕事

 その日の仕事はとても面倒な仕事だったが、多田は成功すると、何も心配していなかった。

 そして当日、事務所にいてさしてやる事のない結城と多田はたわいもない話を始める。

 

「第三章」
 日下は、金を稼ぐ為に、密売組織で働く事になった。
 仕事は金庫の鍵を開けるというものだ。
 しかし、一回仕事をしただけで、怖くなって連絡が来ても無視を決め込んでいた。
 そこへ、業を煮やした多田が日下の元を訪れる。
 すると、そこには綺麗な顔をした少年、幸がいて……。

https://fujossy.jp/books/27122