グラデーション
「その恋の向こう側」更新しました。
第353話 いつか晴れた日に(8)
https://fujossy.jp/books/1557/stories/74390
カズーキンがミスコンに出ると聞いて、微妙に動揺するリョーヤチカです。そんなロシア人は出てこない。
本編に書いちゃったからネタバレしますけど、この先、ミヤちゃん出ます。
ミヤちゃんのモデルは特にいませんが、ファッションセンスは「りゅうちぇる」とか「きゃりーぱみゅぱみゅ」とかあんな感じだと思って下さい。
話も長くなりまして、そこそこ登場人物も増えてきました。
書きながら、LGBTと呼ばれる人たちもいろいろだなあと思います。分かってはいたけれど、キャラの設定を考えていると、改めてつくづくそう感じます。
オネエキャラがいないな、と思って、ミヤちゃんとアリスを出しました。でもセクシャリティとしてはアリスは心身ストレートです。女装趣味なだけ。ある意味ビジネスオネエです。ミヤちゃんはバイセクシャルで、地の時はオネエ言葉が出るけど、別に女性になりたい人ではありません。
そう考えると、LGBTの中でもトランスジェンダーはいないんですよね、今のところ。レズビアンも倉田の奥さんという隠れキャラしかいないけど。(千佳が昔、響子に片想いしたりはしてるけど、あれはレズビアンとまでは行かないような)
また、ゲイのくくりでも涼矢と久家と哲のスタンスはだいぶ違いますしね。
何が言いたいかって、そういうのってグラデーションであって、「この人ゲイ」「私ストレート」なんてすっきりバッサリ分けられるもんじゃないってことです。グラデーションのカラーチャートの中で、赤から青に変わって行く途中の特定の一点を抜き出して、「これは赤か青か?」とは決められない。多様性を認めることの第一歩は、そういうグラデーションを認める、自分もそのグラデーションの中の1ドットでしかないことを知るってことだと思います。
☆ファンタジーコンテストの短編も夜露死苦。
星月夜(ほしづきよ)
https://fujossy.jp/books/4137/stories/71389
※1話完結
☆更にわらびさんのSSクイズにも本気と書いてマジと読む勢いで参加。
「SSで作風紹介、作家クイズ! それぞれの作家が覆面で、140文字で聖夜を語ります。」
https://fujossy.jp/books/4153
私のは相当分かりづらいらしい。
☆Twitter
https://twitter.com/towa_coy
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