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〜マコウとの付き合い〜

昨日はいつ寝れたのかは分からないのだけど、俺が目を開けると、窓から朝日が差し込んでいた。 いつもの朝なら俺はきっとだらだらと起きていたのかもしれないのだけど…今日はぱしっていう感じで半身を起こす。 そう、いつもなら何もしない毎日を送っている俺だからだらだらっていう感じで良かったんだけどさ、今日からはマコウがいる洞窟に行ける!となると、どうやら体が違うらしい。 それだけ、今の俺にとってマコウの存在は大きいのであろう。 俺は簡単に着替えを済ませると、1階の奥にある食堂の方へと向かう。 「ローサおはよう!」 といつものように厨房にいるローサに声を掛ける俺。 「おはよう…シューマ…」 と何か料理をしながら言ってくるローサはいつもと変わらない感じだ。 「今日は弁当が必要だって言ってたかな?」 「うん…そう…」 「じゃあ、弁当と朝ご飯…」 そう言って、ローサはカウンターへと弁当と朝ご飯を出して来てくれる。 俺はいつもより早い感じで朝ご飯をたいあげると、 「んじゃあ、またね…」 とローサに言って俺は食堂を後にする。 今日はお弁当を持ってマコウの所へと向かう俺。 こういう時の足取りというのは、不思議なもんで、普段はゆっくり目に歩いている俺だけど、気持ちスキップになってるって感じなのかな? それに、早くマコウの所に行きたいしね。 でも、気を付けなければならないのは、マッシュの家の前だ。 何だかマッシュに会うとマズいような気がして、今度は俺の方がマッシュの家の前を避けるようになったのかもしれない。 確かに洞窟まではマッシュの家の前を通る方が近いのかもしれないのだけど、マッシュの家の前を通ると確実にマッシュに俺の事を目撃されてしまう訳で、それなら、マッシュの家の裏を通って行った方がいい。 俺はマッシュの家の近くに来ると、マッシュの家の裏の方を通って行く。 そして、マッシュの家が見えなくなった所で、洞窟へと通じる道へと戻るのだった。 後もう少しで、マコウに会える!! 本当に今は心の中がウキウキ状態だ。 今にも鼻歌を歌いそうな位にマコウに会うのが楽しみなのかもしれない。 洞窟の前まで来ると、ランプを点けて洞窟の中に入って行く俺。 洞窟の奥に向かう程、あのマコウ特有の白い光が見えて来る。 それと同時に高鳴って来る鼓動。 そして、洞窟奥まで来ると、俺は、嬉しそうな声で、 「マコウ!おはよう!」 と言っていた。
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