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そいゆう場合って、無礼講で通用するよな。 例え、議会塔を崩壊したとしても『皆さんが、ご冗談を言うから、つい、加減が』とか、言って適当に、誤魔化せば、一件落着ってな感じ。 彼処で、発言した輩が居たら、俺、確実に『殺戮の桜』としての、顔をしている可能性高い。 バレない様に、生きていくって、面倒臭い遊びだなと薄々思い始めた。 早く動いてしまえば、俺も動きやすいのにさ。中々、尻尾をフリフリしてくれないから、痺れを切らしそうだよ? 待たせるのは、好きだけど、待つの大嫌いなんだ。 水鬼神に、拘っている老い耄れの為に、一肌、脱いであげたんだからさ。それに、担う代価をきっちり払えよ。 「やっぱ、薄気味悪いよ」 「ふふふ…」 ほら、敵よりまず味方からだろう? 騙されて、駒を、進めてくれる相手が、居ると歓楽でね。 汚れていく様を、描いていくと、全身が、快楽を渇望している。 燐夜に…。 気色悪がられても良いや。 だって、俺が、不気味な笑いをしているのは。 実際に、気色悪いだろう? 『この…研究 が成功したら、ソナタに対しての敵意も…消してあげる』 『今だ、慧弥を、嫁に出した事を、嫉妬しているのか?』 四十年前から、嫉妬しているよ。 “僕”の後ろに…。 隠れながら、殺戮を覚えていた慧弥。 目に入れても痛くない弟。 『だったら?ソナタは、どうする?まぁ、ソナタの場合だったら、慧弥を連れて、駆け落ちをしていそうだ』 『ー…それは、昔に、試しておくべきだった。三神帝の『殺戮の桜』慌てふく姿を、拝めたかも…』 一瞬、殺意を感じたのは、久しぶりだよ。 ー…咽鬼。 生きていたら、確実に、喉元を狙っている。 今、生きていない事を…。 感謝するよ。 彼奴の、数々の悪戯を、思い返せば、喉元の一つくらい。 貰っても、バチは、当たらない。

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