しかし､会議の内容が､くだらない場合を､想定したら､安全な方法を､取らないといけないか｡ ー…元老連中も｡ 毎回､倒壊を､目の当たりにしていたら､腰が抜けるだけではいかない｡ それこそ､延命治療が､必要じゃないかと､思う｡ 俺的には…｡ 穏便で､終わらせたいのが､願いだが｡ この状況からいくと､不機嫌な隗が､制御する訳もないか｡ 『三神帝｡五大王族の頂点であり､その､息子､息女は､優秀な“殺戮神”｡何より､黎斗の双子の兄は､戦闘能力に関して､文句なし｡殺戮を､芸術だと思っていて､美しい魅せる｡しかし､いつの間にか､消息不明』 俺は､三神帝の事を､調べていた｡ 何故なら､社交パーティーで､顔を合わすなら､情報は､大切な武器になる｡ ただ､三神帝　黎斗の兄に出逢えないのは､残念｡ どいゆう容姿をしているのか見てみたかった｡ やはり､慧弥さんみたいな感じなんだろうか｡ 見た目的には､そんな雰囲気ありそうだけど､生憎､長男の顔写真だけは､手に入らなかった｡ ま､極秘なのかも知れないのは､悟ったが｡ 三神帝の者が､隠す程､彼は､重要人物なんだろう｡ 後々､父親の跡を継ぐ子だからこそ､滅多に､表舞台には出ない様にしているのかも知れない｡ そう､考えると､辻褄が合う｡ 『ー…主､何を見て…っ｡おへっ､ぼほっ…』 何か､茉葉(まつば)が､噎せていたな｡ 資料に､問題でもあったのかと思ったんだが｡ 『大丈夫か？茉葉』 『いえ､少々､驚いただけです｡私､矮(あい)の所に､用事がありまして｡し､失礼致します…』 誤魔化された気がしたんだが｡ 凄く､急いでいたので､聞くのを止めた｡ きっと､気になる名前が､目に入ったのだろう｡ 穏やかで､気が利く､彼は､普段､あんな風に､焦ったりはしない｡ だとすれば､資料に､噎せる原因があったと､考える｡