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『ほたるうり』 | 文福きんぎょの小説 - BL小説・漫画投稿サイトfujossy[フジョッシー]
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目次
14話 / 8,991文字
/
395
第1話
2018/7/5
第2話
2018/7/5
第3話
2018/7/5
第4話
2018/7/5
第5話
2018/7/5
第6話
2018/7/5
第7話
2018/7/5
第8話
2018/7/5
第9話
2018/7/5
第10話
2018/7/5
第11話
2018/7/5
第12話
2018/7/6
第13話
2018/7/6
最終話
38
2021/9/28
文福きんぎょ
他の作品
#コワスキ 怖い怖いも好きのうち
#こまちゅ 弟の彼氏に花まるをつけたい兄の話
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有平宇佐
3
物語の世界へかっさらわれて、最後の一行まで目を離せない
天の川が流れる夜空の下で、川沿いにいる蛍売りの老爺。老爺は茶碗に掬った一杯の水を銅貨一枚で売りつける。 飲めば甘い水が全身に行き渡る。 もう一杯、もう一杯と繰り返される動作の中で蘇る思い出。 夜の川原を歩く湿った空気、葉が触れる感触、捕まえた蛍を口に入れる描写が体感的で、自分の身体まで物語の中にあるような錯覚に陥る。見事な表現力だと思う。 主人公とともに茶碗の中を覗き込み、川の水を飲み干して思い出を見る。 思い出から生い立ちを知り、恋を知り、息付く間もなく怒涛の展開へ持っていかれる。 最後の一行は読者に向けられた言葉。気をつけようと思わされた。 ここまで書かせてしまう、310さんの「ほたるうり」の書もすごいパワーをはらんでいる。
すずなり たま
3
蛍の光が魅せる、怪しく残酷な夏夜奇譚
読後、衝撃でしばらく呆然としていました。 文章構成、世界観、オチの全てが素晴らしく、圧巻の一言です! 虫や流血表現が苦手な方は避けてと注意書きがありますが、むしろ苦手な人にも読んで欲しいと思いました。 そして是非、この衝撃を味わって欲しいです。 ひとつ残念だったのは、自分が午前中にこのお話を読んでしまったことです! 今から読まれる方は是非、夜に。そしてできれば寝る前に読んでみてください。 その方がより世界観に浸れると思います。 これは別にフリではないですが、苦情は受け付けません(笑)
睦月 なな
1
ようこそ、妖しの世界へ
真っ暗の森の中を進む主人公は、蛍を口に含む不可思議な老爺に出会う。 そして、勧められるがままに甘い水を飲むと……。 情景描写が淡々と進む中、一体どういうストーリー展開になるのだろうと思いながら読んでおりました。 口の中に蛍を含む老爺との出会い、そして使用人との蜜月の日々を思い出しながら、主人公は、その思い出に溺れるように甘い水を飲んでいく描写が美しくも影をさします。 最後の最後、主人公はどんな結末に身を委ねることになるのか……最後の1文字まで見逃せません。 怒涛のストーリー展開に、脱帽でございました! 素晴らしいお話をありがとうございました♪
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