目次

70話 / 95,273文字 / 20
第1話 フェティシズム(1)
2
第2話 フェティシズム(2)
7
第3話 お品書きにないもの(1)
第4話 お品書きにないもの(2)
第5話 ぼんじりと着流し(1)
第6話 ぼんじりと着流し(2)
第7話 りんご飴
第8話 三弦、六弦
第9話 藍染
第10話 夏祭り(1)
第11話 夏祭り(2)
第12話 上弦(1)
2
第13話 上弦(2)
第14話 宵闇(1)
3
第15話 宵闇(2)
第16話 体温(1)
第17話 体温(2)
第18話 体温(3)
第19話 体温(4)
第20話 覆水盆に帰らず
第21話 音緒(1)
第22話 音緒(2)
9
第23話 恣意的でなく意図的に(1)
第24話 恣意的でなく意図的に(2)
第25話 経糸、緯糸(1)
第26話 経糸、緯糸(2)
第27話 向日葵と太陽(1)
第28話 向日葵と太陽(2)
第29話 向日葵と太陽(3)
第30話 朔(1)
第31話 朔(2)
第32話 朔(3)
第33話 手枷足枷(1)
第34話 手枷足枷(2)
第35話 手枷足枷(3)
第36話 内側と外側(1)
第37話 内側と外側(2)
第38話 取捨選択(1)
1
第39話 取捨選択(2)
第40話 取捨選択(3)
第41話 新月の闇(1)
第42話 新月の闇(2)
第43話 新月の闇(3)
第44話 壱流(1)
第45話 壱流(2)
第46話 心の底にあるもの(1)
第47話 心の底にあるもの(2)
第48話 心の底にあるもの(3)
第49話 真黒の棘(1)
第50話 真黒の棘(2)

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レビュー

タイトルの意味を知った時、愛の深さを再確認する(文字数オーバーにつきコメント欄に続く)
【飛んでもない奴だなという印象は】 物語は、冒頭部分から吹き出すやり取りに、一体どんな話なんだろうか?と興味が湧く所から始まる。主人公であるギターボーカルの彼は、一見チャラそうで、軽そう。しかし、誰とでも気軽に話せるような、屈託のない人物に見える。そんな彼が好きになった相手は、自分とは正反対ともいえる性格の相手だった。どんなに求愛しても手に入らない相手。本気なのに信じて貰えない理由は、なかなかわからないまま。しかし、諦められない主人公は、彼と祭りにいく約束を取り付けるのだった。 【酔いから始まる二人の行く末】 この物語は、一見軽そうな主人公を、好きだけれど信じられないから拒むという印象で始まる。そのため、初めのうちはベースの彼が不憫に見える。しかし、何故主人公がこんな振る舞いであるのかに気づいた時、ベースの彼同様、主人公に対する見方は180度かわる。自分から見た自分と、他人から見た自分が合致しないことが、いまいち理解できない主人公。彼は、単に自分に素直なだけで、チャラいというわけではないのだ。見た目がどれほど印象を決めてしまうのかという事を、読者に気づかせてくれる物語でもある。そのため、読者は自分の日常を思い浮かべ、似た体験を思い浮かべることとなるため、主人公の境遇を理解しやすい。 【好きだと気づくと同時に知る、彼の闇】 いつも明るく振舞っている主人公だが、本当は底なし沼のような寂しさを抱えていた。今まで、同性を好きになること、恋愛として興味を持つことのなかった主人公の心の扉を開けたのが、まさしく彼が想いを寄せる、ベースの彼だったのだ。主人公は、彼ならば自分を救ってくれると、本能的に感じたのかもしれない。この物語は、主人公の抱えるものを知った時、純愛であることに気づく。